『縁と繋がりと』

社会貢献家

嶋村 誠一

「世の為、人の為をモットーに 感謝の心を胸に抱き ご縁のある全ての人々と笑って生きよう〜Fof the people ,for the world.」

というキャッチフレーズを掲げ、社会貢献家として様々な経歴を持つ、嶋村誠一さん。

熊本県出身。元海上自衛隊イージス艦乗組員。在籍中、スマトラ沖地震救援活動、インド洋対処部隊派遣、北朝鮮ミサイル迎撃部隊、中国船不審船対処等の実任務に参加。その後、アーティストマネージメント業の代表に。現在はNPO法人青年協議会の支所長を努め募金活動や、犬猫の避難所、福島の子供達を熊本に招待している0円キャンプスクール等に携わっている。

 

キャッチフレーズの通り、彼は「人」に貢献することで生き甲斐を感じると語る。今回はこのインタビューで彼の人間性の出ていた「想い」にスポットを当ててみた。

 

(※嶋村さんの普段通りの話し方で熊本の雰囲気をお楽しみ下さい)

●自衛隊→アーティストマネージメント業起業→募金活動

 

世界一周と起業を目指し、15年の自衛隊生活を辞め、福岡を拠点に交流会やパーティーに顔を出し、人脈を広げていった嶋村さん。その時出会った芸能プロダクションの方や、音楽プロデューサーの方等の影響を受け、アーティストマネージメント業を起業。(以下対話)

 

嶋村:プロを夢見て頑張ってる子達が、福岡一の繁華街の中洲の路上でイベントをやっていて、酔っぱらいのおじちゃんがぐだぐだ言ってたんだけど、曲を聴いた瞬間に黙って聴き入って、なんか幸せそうな顔をしよると。歌の力ってすごいなーって。そういう子らの為に何か出来る事が無いかなって思って、その子らと音楽業界を繋げられればなってアーティストマネージメント業を3年間代表としてやっとたとよ。

 

ーなぜ3年間復興支援団体団体へ?

 

嶋村:まず復興支援活動をしようと思ったきっかけから話すね。

Zepp福岡で大きなイベントを企画しとって、それがポシャったったいね。

 

 

ー ん? どういうことですか?

 

嶋村:ポシャったとよ、開催ができんくなったと。それで、俺自衛隊の時の貯金とかでいろいろやりくりしてて、仕事も掛け持ちとかしながらやってて全部失ったんよ。ほぼほぼね。で、俺死のうかなって位失望していたとき、震災の翌年で、たまたま石巻に行くことがあって。駐車場で仮設商店街をしてるところがあって、そこに名古屋の美大生が絵を書きに来てて、プレハブ小屋の商店街に。

それを手伝ったり、そこ(石巻)の人たちともいっぱいしゃべったりするうちに、俺、石巻になんか出来ないかなと思って来たのに逆にものすごく元気貰って。俺には帰るとこもあるし、故郷もあるし、両親もいるし、生きてるだけで丸儲けじゃーーつって。

それで前向きに生きていこうと思って今があるけん、その恩返しをしようって思ったのが最初のきっかけかな。

その後、事務所たたんで、東京の会社に呼んでもらって再就職したとよね。

あのとき、石巻に行ってなかったら俺どうなってたのか分からないって思う。

 

それから東京に移住して、熊本のときの御縁で今の団体の募金活動を週末だけ手伝いよったとよね。

あと、ほかの団体の手伝いとか、イベントに顔出したりとかしよって、復興支援しよらす団体さんと繋がっていって、その団体を応援するためにも今の団体のスタッフになった方が色々できるかなて思って入って今に至るとたい。

●2人の子やけんね

自衛隊やマネージメント業、募金活動など、人を支える事を仕事にしてきた嶋村さん、話を掘り下げていくうちに彼のルーツが見えてきた。(以下本人)

 

「後で気付いたんだけど、人のためにっていうのは、結局自衛隊もそうだしマネージメント業もそうだし、今もそうだし明確な答えは分からないけど、姉に言われた事があるのは「あんた2人の子やけんね」って。

小さなコミュニティだけど、近所の町内会とか。親父は世話役とか頼まれたら断れんってのもあるけど、やったらやったらでいろいろ頼りにされる人。

母親も、職場で一人のおばちゃんの相談を受けて、その人のためにいろいろしてたときに、なんか一回裏切られたことがあって。そのあとまたその人が助けを求めてるみたいな話をしてるとき、姉に「もうあんたやめとき!」みたいに怒られらしたと。けどそのとき、母親が言ったのが「別に裏切られてもよかもん」みたいな。

裏切られてもいいから、力になりたいっていうのが俺の母親にもあるんやろうなってのがあって。

血筋なのかなって。結局ね、全て親。親が居るから今がある、俺のルーツかな」

●人間って絶対1人じゃHAPPYになれないから

 

 

自分に余裕が無いときに、福岡の友人を邪見にしてしまった時期があった。それをずっと後悔してると話す彼に、人付き合いにおいて心がけてることを聞いてみた。(以下本人)

 

「心がけてること・・・・相手が欲してることを全て俺がやろうということが心がけてる部分なのかな。ってのは思うね。福岡に居たときに保険会社のNO.1の人に会ったときに。その人に言われたことがそれだったとよ。相手のためにやってれば結果がついてくるからっていうのを言われて、結局相手にやってれば、いろんな人にやってれば、その人たちがなんか保険の話になったときはこっちから営業かけなくても絶対向こうから来るから、みたいなことを言われたんだけど、まぁ、いやらしい話だけどね。

でも実際人間付き合いってそういうことなのかなーってのはあるよね。相手のためにやってやれば、自分も自分で嬉しいし、相手が喜べば自分もHAPPYになるし、それが人との繋がりにもなるんだけど、人間って絶対1人じゃHAPPYになれないから。

だから俺がhappyになったらいままでお世話になった人たちへの恩返しを必ずしたい。

●忘れてはいけないこと

 

ー最後に、読者のみんなに伝えたいことはありますか?

嶋村:実際今、この活動をさせて貰っていて、年々協力者の人達も減ってきてるし、募金額も減ってきています。

東日本大震災は、俺が生まれてきて一番大きな災害。そして、東京大空襲とかその他の災害も何年も何十年前のことだけど忘れたらダメなことだと思う。

募金活動で路上に立ってるのも、ご近所さんとの繫がりもあるし、寄付金を集めるのも大切だけど、路上に立ってることによって、”震災が始まってもう4年なんだ、もう5年経ったんだ”って、気付いて貰えたり、それを思い出して貰うだけでも立ってる意味があると思います。NPO法人青年協議会は10年後20年後30年後ってかたちは変えるけど、何かできることをやっていこうって今活動しています。

駅の主要都市にいるから、例えば東京オリンピックで外国の方たちが道が分からず困っているときに道案内したり、例えば急病人だったりとかの応急救護。 例えば犯罪抑止にもなる。人がいることで犯罪する人もできなくなるっていう抑止力もあります。

 

そういう対処だったり募金だけじゃない、ここに居ることによって少しでも誰かの役に立てることがあります。活動を今後ずっと継続するためにも読者の方でボランティアに興味のある方はお声掛け頂ければと思います。よろしくお願いします。

(2015.10.5 都内某所にて)

取材:松元加奈・鈴木隆太

ライター:松元加奈

 

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